なんで田舎では虫が巨大化するのか?
(補足)讃岐に行ったときに、かなりでかいアリがいてビビった。
かわいい度は3だけど・・・気持ちはわかる。
まずは誤解をとこう。田舎にいる巨大なアリと都会で見るアリでは種類が違うから、巨大化したわけではない。ただ、その巨大な体を満たすだけの食料が田舎では手に入るから住んでいるんだね。
都会で住もうとしたら、人間の目にとまらないことがとても大切になる。虫嫌いな人が多いから、少しでも台所や屋根裏などで目立ってしまうと、すぐに消毒や殺虫剤で対策されてしまう。今、都会で見る子たちは、そういったものに強くて目立たない子たちだけ。
田舎の森の中やキャンプ場、田んぼの近くで見る虫たちは、大きいのが多い。都会に生きているような小さいのもいる。ということは、種類が多い。それはやっぱり、周りの環境がいいから。食べ物が多い、敵が少ない、気温や湿度などの環境が最適などなど…
今回は、もう一つ…
なぜ、いなかは、イノシシやヘビ、タヌキなどが、ふつうの道路で死んでいるのか?(大阪などには表れないのか。)
同じ理由だよね。虫などの食べ物が少なければもっと大きな動物は生きていけない。生きていけない環境には、住んでいないから死んでいる姿も見ない。
人間は、同じ人間に対してもなわばり意識が強く、他の生物に対しても寛容性がないんだな~とちょっと悲しく思う。