どうしてダンゴ虫は、まるくなるんだろう。
かわいい度は、絵がいいから5!
都会では、身近な生き物が遠くなってきております。いろんなところに住む子どもたち向けということで、教科書にのっている身近な生き物は、ダンゴムシ、大人気!
そして、小学1,2年生でダンゴムシ教材が多いために、子どもたちはダンゴムシに興味津々!石やブロック塀のコンクリートの下のじめっとした所に、ナメクジとともに大量にいる生き物ですが…。教科書マジックですね。
そして、図書室には需要と供給の関係でダンゴムシ本の多いこと多いこと!カタツムリと肩を並べる。いいんだけどね。
さて、この影響からか、最近の小学生、特に低学年は私よりもずいぶんとダンゴムシ博士だ。オス、メスもわかるし、色の変化も食べ物にも詳しい。
ちなみに、この質問は中学生の子から出ているので、おそらく、幼少の記憶を忘れたのだろう。だんだんと、虫への興味は失われていく悲しさ。しかし、たまに興味を失わずにしつこく追いかけるとファーブルみたいになれる。最近は、ファーブルを知っている子は少ないな。教科書に出なくなったら、そんなもんだね。
私は行くよ、ファーブル博物館!子どものころの偉人だからね!
はい。質問に答えます。
敵から身を守るため。硬い殻が外側でよろいの役目をはたす。そして、石や落ち葉の下にいるということは、上から動物が踏みつけることもある。そんな時に、丸くなってボールの形になると、力が分散されて割れにくい。力の方向によっては転がって移動することで助かる。
そして、丸くなるために得た体のしくみは節(ふし)をいっぱい持つこと。つなぎ目がたくさんあることで、曲がりやすくなっている。これが、カブトムシやクワガタだと踏まれたら終わり。敵から身を守り、環境に合わせた体の形を手に入れた、と思えば、すごいよね。
もっと知りたい場合は、小学2,3年生の子を捕まえて聞いたらいい。6~8割の子は嬉々として説明してくれるだろう。
虫とともに生きよう。
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