なんでピアノは、けんばんをおしただけで あんなにキレイな音がなるんだろう?
うん、素直な質問だよね。かわいい度は3。
不思議に思ったなら、ピアノの近くにいる大人に聞いたらよかったね。
きっと、(喜んで)上のふたを開けて、一曲弾いてくれたと思うぞ。
グランドピアノなら、ずっと開いているから見えやすくて、その仕組みを見てうっとりするっていう音楽の楽しみ方もあるよねー。
音には高さと大きさがある。大きさはひく人の力が関係しているけれど、高さを変えるのは、道具を変えないといけない。ピアノの中には、たくさんの弦(金属のひも)があって、その弦の太さや長さが変わると音の高さが変わる。だから、グランドピアノは、弦の長さを変えてそのままにしているから、右側(低い音)が幅広で左側(高い音)が幅が狭くなっている。さらによく見ると、太さも違うし、低い音にするために長くしすぎた弦が入らなくてバネみたいにしてあったりもする。おもしろいよ。ぜひ見てみて!
さて、一つしくみがわかれば、ほかの楽器も同じだと見えてくるはずだ。
バイオリンでも、笛でも太鼓でも音と楽器の大きさとかを比べてみるといい。私は音楽の良しあしを感じるのはどうも向いていないけれど、響いてくる音と指の動きを見るのは昔から楽しかった。
ロンドンでは、夏にオーケストラのフェスティバルが格安で見られる席があるという。せっかく、その時期に行くので、行ってみたいと思っている。