竹馬は、なぜ雨の日にひもをきつくしばっても、次の日晴れだとひもがゆるんでいるのか?
面白い!かわいい度は5!
今どき、ひもでしばるタイプの竹馬を使っているところにも高評価!!
糸やひもは、細長い「せんい」とよばれる小さな細長いモノを重ねて、結い合わせてできている。「繊維(せんい)」は細長いとはいっても1本がそんなに長いわけではなく、長さも太さもバラバラ。だから束ねるとすき間がたくさんある。そのすき間に水が入るとふくらむ。ふくらむと、長さは短くなる。で、水が出ていくと、また、すき間ができる。
ふくらんだときに強くしばっていると、水が気化してなくなると、すき間の空気は水よりものびちぢみしやすいし、すき間から出ていくのも簡単なので、ひっぱる力に押し出される。すると、ふくらんでゆるんだ状態から、ぴんと張った状態になり、のびることになる。
家庭菜園始めた時に教えてもらったなー。
「クワを使うときには、一度水につけてしばらく置いてから使わないと、先のところが抜けるぞ」と。金属の四角い穴に四角い木の棒を差し込んで作っているので、木が細くなっていたら抜けちゃうんだよね。
昔から、人々は理屈は考えなくても経験則として使っていたんだねー。面白い!