地中海西側うろうろ 49日目
移動日。やっぱり移動は面白い。
今日は高台から海沿いまで下りる東へ250kmの道。サラゴサを発つとき、小雨だった。テントを乾かす事も出来ず畳む。
出発後はまた風力発電の風車だらけの場所を通り過ぎ、乾燥地の不毛な土地に戻った。
ヒマで脇道に逸れてみた。
不思議な土だった。
白くて細かいチョークの粉を集めたような土の...耕地!!トラクターとすれ違ったし、耕作してるみたいだけど、何が育つ??
茎がまだ残っている所を見るとトウモロコシとヒマワリかな。
今が春なら青々とした緑の場所なのかな。
コウノトリが村に向かって飛んでいく。何羽も、次々と。
欧州ではよく見るなぁ。
ゴッツいコンクリの水路が現役だ。水は少ないんだろうな。小雨続いてるけど。
そんな事を考えながら白い耕地は1時間以上続いた。
そんな風景に飽きた頃、急勾配8%と突然表示があった。
これは...高台にいたのか。標高が500を超えていた事を確認して前を向くと、すごい坂道と下に緑の平地が見える。
...中国の3段の土地と似ている。
鉄道の硬座(便座ではない!)で中国をのんびり眺める - 座ってないで、とぶよ
スペインも断層で分かれているのかな。
そこからはぶどうやオリーブを育てている平野になり、緑の深い山が見えてきて、カタルーニャの村々に。道の都合で海まで真っ直ぐではなく山に沿って進んだところ、たくさんの村を通る事になった。
村の間を通る道のつくりも、ワイナリーなど見せ方もスペインの今まで通って来た村や町と違って南仏に似ていると感じた。
風景を変えるのは、標高と地質、そして(今回は違うけれど)緯度なんだなぁ。
ドロッドロなのでバルセロナ前に洗車。4分で1€。
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