座ってないで、とぶよ

カタールW杯と世界一周のつづきに出発!2022年夏から再開です。目指すのは「車窓から」ただただ移動するのを楽しむというスタイルの旅でーす!→2023年1月帰国して日本をゆっくり満喫しております。

サラゴサへ。想像と全然違った風景の中を移動

地中海西側うろうろ 46日目

勝手に頭の中で途中の風景を想像しているもんなんだな。全然違ったときに「あれ?おかしいなぁ」と思うことで知る自分の思い込み。


f:id:tobu-yo:20221010054429j:image

そんなのが何度もあったマドリードサラゴサの間の道。

 

朝、出発前に自動車道で250kmくらいピレネー(東)側に移動する事を確認して出発した。

途中、ペレグリナという村が"渓谷と高台に砦跡、周辺に村の家々"という風光明媚な写真をネットで見て立ち寄る事にしていた。

自動車道をそれる。


f:id:tobu-yo:20221010054537j:image

おかしい。麦の耕地の平らなエリアで渓谷と緑なんてない。そんなに遠くないのに山も見えない。

すると突然、地面が裂けて下に渓谷が!!

f:id:tobu-yo:20221010054627j:image

下りながらどんどん渓谷が深くなって村に到着した。標高1000kmの高台の盆地部分にマドリードはある。

渓谷は上に見えるという思い込みがあった。

f:id:tobu-yo:20221010055406j:image

途中、カラタユドという町に買い物に立ち寄ったら、中心に聖堂の立つスペインのよくある町。しかし、遠くから見える高台の城壁から街を見下ろすと違った。

f:id:tobu-yo:20221010055349j:image

中心と思っていた所はイスラムの作った城壁を崩して建ててあり、イスラムの町のときはヘリに当たる場所だった。町の中心がズレているとは思わなかった。

 

サラゴサへ急ぐ。

あと100kmを切ったのにステップみたいな景色が続く。ピレネー近くになるし緑豊かになると思っていたのに、おかしい。

突然、岩を切り開いた道が右は赤茶、左は白になり、道は下る。

f:id:tobu-yo:20221010055515j:image

標高600mに下がり、盆地の向こうに風車の立ち並ぶ丘が見えた。

f:id:tobu-yo:20221010055608j:image

圧巻の風力発電

そして、その丘を越えたところにサラゴサがあった。標高は300まで下がり、緑も水も豊か。こんな急変をするとは思わなかった。

もくじはこちら

ぽちっとしていただけると、うれしい。にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村