地中海西側うろうろ 63日目
昨晩行ったイタリアの家庭料理のお店、めっちゃ当たり🎯
無料温泉は人が多いので夕方はゆっくりイタリア料理を楽しむ事にした。
3種(トマト、パテ、そぼろ肉)のラスクはどれも自家製でしっかりしている。ポルチーニのパスタは本当にきのことパスタだけの味。肉の下に黄色いポテトのピューレが敷いてあるロシア風の料理かと思ったら、黄色いのはプチプチしたパスタのような味...トウモロコシの粉かな?
Ristrante Ⅱ Tulipano 4品 26€ 飲み物込み。
イタリアでおいしいイタリア料理を食べられて良かった。
たらふく食べて寝た翌朝は、寝覚めがよろしい。朝、7時半頃起きた。薄暗い。いつも通り時間確認後、二度寝しようとして、「温泉♨!」と、むりやり目を覚ました。
朝をここで迎えるためにキャンプ場に行かなかったんだから、人の少ない間に楽しむよ!車内は霧で他の車から見えないし、皆寝静まっているので急いで水着に着替えて芝生を歩いて温泉到着。すでに5~6人が入浴中だけど、やはり少ない。
広くていいお湯。硫黄の香りでヌルヌルの水質。ジュースと本を持参していたので、ゆっくり2時間味わった。
ここは、ピレネーと違い車椅子でも行けるくらいの平地にあり道路から見えて、しかもバス停まであるので大人気だった。そして、キャンピングカーの老夫婦や地元のじいさまも多かった。
無料なのは市の観光客呼び込みのためと思われる。
Sorgente termale delle Piscine Carletti
さて、温泉はいいのだが、体が硫黄臭くなるのでシャワーを浴びたいし、水着もくさいので今日は洗濯必須だ。乗船の準備も考えてキャンプ場で連泊するとして...場所的にも最初のキャンプ場がいいなぁ。チビタベッキアにGO!
その前にチビタ。
すごい所に住むなぁ。
凝灰岩の色が壁の色になる。オシャレ。向こうの方は灰色の鋭角の山
...というより火山灰のもろい層が地すべりを起こしてあんな形になっている。層の順序からいくとチビタも下に灰色の層があるはず。
あった。カスカス。
その後、カルデラ湖を回り込んでチビタベッキアまで下る道だった。ずっと砦と城壁の町がある。
イタリアと日本の自然はよく似ていると感じるのに、町は全然違った。
日本がいかに平和だったのかを感じる。
川沿いに村々が点在する風景はここでは標的になるから無理だったのだろう。寒々とした砦と教会、石畳の道の横は石造りの塀のような家が立ち並ぶ。外は敵だらけ!!と言っているようで全くのんびりした風景ではないなと感じた。
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