電話は、その話している人が遠くても近くで話しているみたいに、すぐ答えが返ってくる。いったいどうやったら近くで話しているみたいになるのだろう。
かわいい度は3だな。
こうやって、身近にある道具を掘り下げて考えると、わからない事ばかりだ。
わかっていないことに気づきもせず、興味もなかったら、教科書とかで原理が図解してあっても、眺めて終わる。仕組みを理解はできない。この、「わからない」と理解することが、いかに大切なことか、っていうのをすごく思う。
電話には、たくさんの仕組みが隠れている。
①声(音の振動)→電気の信号に変え、
②信号を伝え、
③相手の受話器で電気の信号→音の振動(声)に変えている。
今回の質問は、「すぐ答えが返ってくる」ことなので、②の「どうやって素早く」ってことだろう。①と③はまた今度…
例えば、私たちが歩けば、時速6kmくらいだ。車だと時速60kmはすぐに出る。ものが移動するには時間がかかる。
私たちの声は、空気の中を移動している。これ、結構遅い。とは言っても秒速340m(時速ではない!)くらいだ。これが、光になるともっと速い。秒速30万km(mではない!)。最近のインターネットは「光通信」が多いのは知っている?この、光の速さを利用するので、私たちの想像を超える速さで伝えることができる。
じゃあ、どんな時に「遠いな、タイムラグ(時間差)があるな」と感じられるかというと、地球の外と通信するとき。これだけ距離が離れると、遅れて聞こえるね。あ、もちろん、画像付きで送ると、情報量が多いので、地球内(国内)でも時間差を感じるよ。
あ、ただこの電話機の感じだと、電線(銅)を伝わる速さかも。まあ、時代だな。