座ってないで、とぶよ

カタールW杯と世界一周のつづきに出発!2022年夏から再開です。目指すのは「車窓から」ただただ移動するのを楽しむというスタイルの旅でーす!→2023年1月帰国して日本をゆっくり満喫しております。

パトカー(in警察3人)の送迎付きでサンドイッチを買う。ミニヤー

地中海南側とW杯の旅 45日目

帰りもエジプト鉄道だ!!

往路では夕方になって見ることの出来なかったナイル川を列車で渡る様子にリベンジする。そして、10時間は長いので半分で分けるために途中下車する宿を探した。カイロから300〜500kmの停車する駅前で。

難航した。

booking.comに載せていない宿がほとんどだ。あっても100$前後でお高い。宿のマークはあるのに...

まずアシュートで36$の宿に予約したら「エジプト人だけだからキャンセルしてくれ」とメールが来た。全額戻ってきた。最近では中国、数年前はロシアで同じ事があったな〜と思う。

出発の2日前、ミニヤーに同じく36$で一部屋出たので予約した。この宿、船だ。おそらく、ナイル川クルーズの引退した船なのだろう。地元の人は結婚式にも使うようだ。

ルクソール駅で列車を待つ。おお、時刻表!!(下り)

※赤い印はミニヤー〜ギザの乗る予定のメモ

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ほしかったのよ〜(この時期、メンテ中でエジプト鉄道HPは見られず)

朝9時過ぎだけど、欧米旅行者は数人ずつ各ホームにいた。皆、外国人観光客向け夜行の列車じゃ車窓は楽しめないから、こっちになるよね。それを、切符売り場で売らないから、ややこしくなるんだよ。と、思いつつ、車内で切符を購入した。この列車、時刻表に“VIP列車”と記載があり、乗ってみたら全部1等っぽい。170E£/人。ミリヤーまで。

下車して駅から出ようとしたら、二人の制服黒服に「こっちこっち」と手招きされてツーリストインフォメーションにて座らされた。

宿を確認され、誰かに電話される。

「ミニバスで安くいく。食料と水を町で買ってから行く。自由に歩いたらだめなの?」

翻訳アプリで訴えるも「OK,OK」

「迎えが来たから、ついていけ。食料は途中で止まるからそこで買え」

駅を出たらパトカーがいた。

これに乗るの??→違った。

私に近づいてきたタクシーの呼び込みの男性に制服おっちゃん、肩に腕を回し、ガッチリホールド。→交渉?話をつけた。「あれに乗れ」と、呼び込みの男性についていくよう言われる。お、ここからはタクシーか??ボラれたら...と思っていたら、前と後ろに警察車両がついた。途中、少しでも渋滞するとサイレンを鳴らして道を開けていく。

運転手さんも、しおしおとしている。

途中食べ物屋が集まるエリアに止まって、「買い物しろ」と。ロータリーの端には軍事車両みたいなのが扉を開けて数人ライフルを持って見ている。後ろのパトカーはいなくなったが、前のパトカーはロータリー出口付近で停車し、私の食料買い出しが終わるのを見ている。

皆が見ている前で4つで22E£のサンドイッチを時間をかけて買う違和感ったら...

実は、ホテルを予約してGoogleMapの宿の場所に印をつけるときにコメントで「このホテルを出入りするには必ず観光警察が同行する事を理解しなければならない」とあった。私は鉄道利用なので、ホテル到着までは普通の交通手段車や徒歩も可能だろうと思っていたら、こうなった。

ナイル橋の前のロータリーで止まった時に窓拭きと物乞いが一斉にくる様子から、貧しいエリアがありそうなのは感じたけれど、警察の人数が半端ない。

以前、ティンダで宿探しにパトカーで警察同伴で、となった日があったけれど、似た治安を感じた。

行ってみたら、こうなった。ウグレゴルスク~ティンダ - 尻に敷かれて三千里

タクシー宿まで55E£。値下げ交渉する感じでもなく...。しおしおだし。

Queen Isis Hotel 36ドル、朝食込み

明日の駅までも警察の送迎付きかぁ。異文化体験だ。

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