どうろにある電線は、どこまでつづいているのだろう?
うーん。かわいい度は3だな。
ぜひ、その疑問を解決するための旅に出てほしかったな。
町の中の電線をたどっていくと、東京タワーの小さいようなもの(鉄塔)にたどり着く。そのタワーからは太い電線が次のタワーへとつながっている。ここまでなら、追いかけていけば見える。
さらにその先には、四角い箱がたくさん集まったフェンスで囲まれた場所があり、さらにその向こうには発電所がある。電線は、発電所で作った電気を運ぶための「道」なので、家では使うだけだと考えると、必ずつくる所があるはずだよね。電気は携帯電話みたいに空気中を伝わることができるけれど、たくさん作るには、たくさんのエネルギーが必要となる。そして、色んなところに飛んでいくともったいないから、ちゃんと道をつくって無駄がないようにそこを通るようにしている。それが、電線の役目なのでした。
疑問を持ったら、源をたどるのはロマンじゃないのか?
川をたどったり、アリの行列の始まりの巣をたどったり…。トンボに糸をつけて、どこまで行くか追いかけたり。わくわくしたなぁ。
ありあまる時間があってこその興味だったと思う。今の子は忙しいのかな。