発見!夏に、コップに水を入れてしばらく置いておくと、コップが汗をかいていた。
(予想)入れた水が冷たくて、出てきたんだと思う。
これね、かわいい度は5!
なによりも、「汗をかいていた」というコップを生きているように表現したことにセンスを感じるよ。そして、コップは冷たいものが嫌いなんだな。いやだから出そうとするんだな。しかし、入れた水が出てきたら、コップの水がなくなって困るぞ。
コップの外の水はどこから来たのか?
小学校では中の水が出ていったのではないと確かめるために、水の上のラインに線を引いてラップして確かめる実験が教科書にのっていたはず。実験にすると、かわいくない。染み出るかどうかを確かめるためには、色んな種類(ガラス、紙、陶器)のコップを用意して、染み出る量を見ないとね!
答えは、空気中の水(水蒸気)がコップの冷たさで冷やされて水(水滴)に変わったから。
私たちは、見えない存在や当たり前に動かずにある存在を「ある」と意識するのはむずかしい。空気の中には、いろんな気体が入っていて、気体のほとんどは見えない。で、冷えると水みたいな液体に変わって見えるようになる。だから、突然現れたように見える。
冷凍庫を開けると白い雲みたいなのがもくもくと出てくるのは、冷凍庫に突然閉じ込められた空気の中の水(水蒸気)が冷えて水滴になって重くなって落ちていっているから。閉じ込めすぎると壁に凍り付いて霜になる。下に落ちる白いもわもわを、もう一度見たくて閉じてすぐ開けても見えない時は、そのタイミングを調整しよう。あと、空気の中の水の量も。
理屈がわかり、自分で水滴を作ったり消したりできるようになると、偉くなった気分になれる!
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