どうしてドライアイスの上に金属を置くと、音がするの?どうして氷は手でふつうにさわれるのに、ドライアイスは冷たさが―30℃もあるんだろう。
ドライアイス、パート2です。かわいい度は3だ。
アイスやケーキを買った時にドライアイスを箱に詰めてくれるの、子どもたちには結構役立っているみたいですよー。お店の人たち、経費削減でナシにしないでねー。
ドライアイスの上にスプーンとかのせるの、やったことないけれど、面白そうだね。
これは、ドライアイスがとけるときに水(液体)にならないで空気(気体)に混ざることがヒントになる。スプーンは、置くまでは部屋と同じ温度だから10℃くらいはある。それをドライアイスの上に置くと、接した部分のドライアイスがとける。とけたときには気体になるのでちょっとスプーンが浮く。そして下のドライアイスに落ちて接する。固いもの同士がぶつかることで、音がなる。すごく短い時間でこれを繰り返しているために、動いているのは見えにくく、音だけは聞こえてくるんじゃないかな。
たぶん、しばらくしたら、スプーン自体が冷えてドライアイスにくっついてしまうと思うけれど・・・?
そして、なんでドライアイスが-30℃になれるのか、について。
正しくは、-78℃くらいになるんだけれど、どちらにしても、その温度ではないと、ドライアイスという塊(かたまり)で見ることがないので、手で持てている間は氷よりもずいぶんと冷たいってことになる。ドライアイスの形でなくなれば、水と同じように10℃でも100℃でもなれるよ。
私たちの身近で、簡単に固まったり溶けたりするようなものって、あまりない。氷とドライアイスと・・・あとは、ろうそくのロウとかがあるけれど、これは火の方に目がいって固まったり溶けたりに注目することは少ないかな。
ろうそくのロウも水と違ってたれた後にすぐ固まってしまう。こんなふうに、固体になるとき、固体がとけるときの温度はモノによって違うの。たまたま溶けるところが見えただけで、他のフライパンとか冷蔵庫だって温度を変えると溶けるんだよー。反対に、-30℃にしても固まらないものもある。身近じゃないだけだな。
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