地中海南側とW杯の旅 54日目
帰国前にカイロでPCRをするため3泊する必要があった。ちょうど土日の上、コプト教のクリスマスだったようで、融通が効かなかった。もうPCRの情報がいる人はいないと思うので、その間に唯一楽しんだハマム体験を書きます。
ハマムは入口でスマホ没収で帰る前に無人の館内の撮影もダメと言われて写真な〜し。なので、ねこ♀️画像でも...
最近はスピー.スピーッていびきが聞こえる。かわいい。
1.場所
حمام التلات الشعبي
カイロ中心部の地図を出して上⬆のコピペで検索できます。
カイロ中心近くの10月6日橋や考古学博物館からナイル川沿いに散歩で15分です。女性はバイクタクシーで来ている人が多かったです。ちょっと足元が悪い道なので。
2.料金
120E£...湯船→サウナ→垢すり→シャワー
(垢すりスポンジと石けんはもらえる)
他に180,240のコースがあるとコメント欄にありました。ここに泥や泡、香料、オイルなどオプションがつくのでしょう。
3.時間
女性:7〜17時、男性:19〜翌3時
多分...確認を。ただ、間違いなくカップルで一緒には行けません。
※以下は女性のハマム体験の手順です。女性のみご覧下さい。男性のはGoogleMapのyoukyさんのコメント欄に詳しく載っていて、それを参考に私も行ったのでご覧あれ。
4.持ち物
下着の替え、タオル、サンダル、(あれば)好みのオイルや香料
※外国人だと手を引いて案内してくれて、持って行った水着に着替える間もなくブラとパンツでロッカーに鍵して連れて行かれた。皆、濃い色の下着のまま湯船につかっていた。私は薄い色で透けて恥ずかしかったので、濃紅や黒、厚い生地を強く勧める。皆、後ろにホックがあるので水着じゃない。垢すりのときに外しやすいので水着よりブラがよさそう。上下は合ってなくてOK。
※垢すりの時に上は外す。下は自由。何か塗るもの持っているか聞かれたので、香料持参ならつけてくれそう。なければそのまま。
5.流れ
写真不可なので、覚えている範囲で図にしてみました。
表入口と待合室の写真はGoogleMapに載っているのでそれ以外を。
図1から
表から半地下に下りると待合室が見える。1でコースを伝えてお金を払い、2で携帯と貴重品を預け、ロッカーの鍵をもらい、スタッフさんからカードキーみたいなのとスポンジと石けんのセットを渡される。4の更衣室に行き着替える。てか、脱ぐ。即、手を引いて連れて行かれる。トイレが3。ここで水なども販売していたかも。
※金額は聞いたらダメ。いくらにしようかスタッフ同士で目配せしている感じの時に、“一番安い120のコースがあると聞いた”と翻訳見せると、その金額になった。
※水はスタッフに頼むと買える。500mlが5E£。必須!!
図2から
1が6人入れば満杯の湯船。2はスチームサウナ。3は回転台みたいなタイル台で垢すりで3人ぐらい寝そべっている。4はシャワー室
1の風呂は熱々で体感37〜40℃。ここで放置されるので、のんびり入ってもよし。のぼせたら腰かけで休んでまた入ってもよし。水をのんで垢すりの様子をチェックしてもよし。ただ、4のシャワーで冷やそうとすると止められる。2のスチームサウナは奥の方が熱さはまし。そこにいると呼ばれて3の卓上で垢すりが始まる。全て終わったら、石けんと垢すりスポンジのセットを渡されて4へ行く。ここで垢の粉をしっかり落として終了。上級者はシャンプーとか持ち込んでいた。
6.感想
実は、エステもマッサージも行った事がないのです。子どもの頃、親に「贅沢は身につく」と言われ続けたために、贅沢品がくせになるのが怖くて手を出せずにいました。だからこんなに戸惑って詳しく書こうと思ったのですが、普通の事だったかもしれません。
慣れないサウナで脱水症状気味になり、温泉と違って室内の温度も高いので体内が冷えず、宿に帰ってから逆に苦しくなるという...。ただ、もう一回行けば埃っぽいエジプトでリフレッシュする場所になると思う。
不慣れなだけで、皆さん親切で楽しかった。大衆文化体験の1つと思えばロシアのバーニャもローマ風呂もハマムも下町で利用したいですね!!
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