座ってないで、とぶよ

カタールW杯と世界一周のつづきに出発!2022年夏から再開です。目指すのは「車窓から」ただただ移動するのを楽しむというスタイルの旅でーす!→2023年1月帰国して日本をゆっくり満喫しております。

アレクサンドリア→カイロはバスで。

地中海南側とW杯の旅 52日目

アレクサンドリアの美味しいスイーツ屋!

エジプトでスイーツを試してない訳ではなかったのです。ただ、お伝えできるものに出会わなかっただけで。アレクサンドリアはスイーツ文化が欧州寄りでカフェとケーキ屋が海岸沿いに乱立していたので、「イ美味しいかも?」と試したところ、2軒めでヒットした。

Khaled.Elhalawany(facebook)

アレクサンドリア駅近くの狭い混雑した路地にあった。こっちは分店だった。検索したらもっとオシャレなエリアに店があるみたい。

味に自信があったのだろう。店に入って眺めていたら、味見するよう促された。カスタードクリームがちゃんとしている。シューもサクサクではないが、バターをちゃんと使った味だ。エジプトでは計り売りが主流なので、95E£/kgと言われた時はビビったが、プチシュー7つで18.53E£(93円)だった。安すぎたので、ついでにパウンドケーキ32E£も買った。うまし。

 

鉄道の切符は駅構内ではもう買えない...

カイロ駅では外国人料金でしか買えないけれど、ルクソールアレクサンドリアなどではふつうにエジプト人同様の料金で買えると情報を得ていた。一度車内で買ってからは駅舎で買うことなくずっと車内購入していたが、2022年後半にエジプトを旅した人の情報(SNS)ではアスワン発もルクソールも切符売り場でも列車内でも外国人料金を請求された例が増えていた。我々は往路は無賃になったが、復路は普通に駅構内で買おうと思っていた。すると、「あっちの売り場で買え」と英語の貼り紙(ちゃんと行き先を見てないが15USD〜しかない)のある売り場に案内され、そこ(現地の人用)では受けつけてもらえず。駅舎は閑散としていて改札に隙間もなく列車に勝手に乗り込む雰囲気でもない。

復路はバスに変更する事にした。

大河と海に思いをはせる

バスは駅前のミニバス乗り場で「モウイフ.ゲディード」と伝えてミニバスに乗り、郊外のバスターミナルに行き(2E£/人)、大型バスにチケットを買って乗る。数種類のバス会社があり30分に1便くらいカイロ行きはある。90E£/人。3時間くらい。

f:id:tobu-yo:20230107073912j:image

往路と違う道なので車窓を楽しむのにはちょうど良かった。

最初は西に進んで高速道に入るのだが、そこが湿地帯で向こう側に石油基地がわんさか見えた。

...黄河の河口の町、東営に風景が重なる。

石油は何から出来ているのか?...諸説あるけれど、泥を延々と運び続けた川のヘリから出ているように感じる。ロシアのオビ川やヴォルガ川中流黄河ナイル川河口...みんな、石油がとれるんだな。

海もまた面白い。


f:id:tobu-yo:20230107074500j:image

アレクサンドリアは明らかにカイロより雰囲気が欧州寄りになっている。店は価格表記しサービスの意識もある。無理な客引きは少ない。

 


f:id:tobu-yo:20230107074922j:image

 

海が、ゼロ距離にしているように思う。

すっと別の文化が勝手に入ってくる。見つけた頃には根付いている。宗教も。地中海という海はすごい。これが距離に入らないとなると、色んな刺激的なものが入っては出ていく。日本は海はあるけど極東で良かった。

旅も終盤に入ると、自然とまとめようとしてしまうのであった。

もくじ記事はこちら

ぽちっとしていただけると、うれしい。にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村