座ってないで、とぶよ

カタールW杯と世界一周のつづきに出発!2022年夏から再開です。目指すのは「車窓から」ただただ移動するのを楽しむというスタイルの旅でーす!→2023年1月帰国して日本をゆっくり満喫しております。

学校の運動場の砂はいったいどこからやってきたのだろうか?

学校の運動場の砂はいったいどこからやってきたのだろうか?

(補足)砂は、いったいどこから生まれるんだろう?よくわからない。サラ砂は、本当にサラ砂で、ふつうの砂は本当にふつう。砂はどこから?

砂はどこから

こまった末にたどり着いた疑問の視点がよい。かわいい度は4!

都会の学校の登下校では、運動場以外で土をふむ機会すらないよね。植木の土以外で自然の土なんて生活圏にないよね。わかるわかる。

残念ながら、夢がないことを言ってしまうけれど、学校の砂場の砂も土も、学校をつくるときに山近くにある業者さんに頼んでトラックでやってくる。その場所にもとからある土を使っているわけではない。しかも、安全基準があって、業者さんが不要とされるものを取り出してから来る。だから、今の砂場には海岸の砂にあるような磁石にひっつく砂鉄も小さな貝も入っていない。

安全基準とは、夢を抱く余裕をけずることなのですねー…

さて、ではふつうの砂とは?

この子のいう「サラ砂」と「ふつうの砂」は、おそらく、粒の大きさだろう。運動場の土は集めるとサラサラしているけれど、砂場の砂はざらざらで飛ばない、という事らしい。うん、粒の大きさで軽ければ風で飛ぶし、重ければ飛べない。

ただ、それがどこでできたかというと、同じ場合もある。

岩が長い年月表面が空気や水にさらされてくずれたり、流れる水でけずられたりして流れや風がゆるやかになったところで落ちてたまる。海岸の砂がザラザラなのは、波で動きにくいぐらいの大きさってこと。ちなみに、サラ砂っていうのは、春に来る「黄砂」みたいに海を渡るくらい長い時間飛ぶし、落ちた後でたまっても、水をふくむと粒が小さすぎて泥になって見える。

そんなことも、想像しながら砂や泥を見ていると、結構空想の世界に行けて楽しいよねー。そして、それを実際に見られた日には…最高!

中国の砂の違いを楽しむ記事はこちら↓

土の色も場所による。むき出しの壁、黄土高原。② - 座ってないで、とぶよ