地中海南側とW杯の旅 30日目
朝、ドーハを後にした。
結局、一度も中心を歩くことなく終わった。



宿とスタジアムと大型モニターのある場所、安いスーパーのみ。それでも十分楽しかった。
夕方、カイロ市内に入るバスの中で、久しぶりでビリビリ?ワクワク?した。
客の呼び込みのため扉は開け放たれたまま走るバスで、運転手は前に横にと迫る車を間一髪でよけながら突っ込む走りに集中する。料金は呼び込み担当が一段落したときに回収に回る。
数字が読めない。ネットが通じない(=GoogleMapが見れない)
いざというときのために入れておいたMapsMeの宿の場所のポイントが大いに役立った。
ちなみに
カイロの空港内シャトルバスの場所もGoogleMapも歩き方も表示板も正しくない中で、MapsMeだけが正しかった。さすが。
数字が読めないのに公共バスに乗る。
「タフリール?」
これだけで、どのバスが市内の中心まで行くのか周囲の人が教えてくれた。バス内で数字のアラビア表記を確認すると356だった。バッチリ。
空港内でしたこと
- ビザの購入25ドル/人
- キャッシング
- シャトルバスの位置に移動
- 空港内バスターミナルに移動
- 市内行きバスのうち356か400に乗る
1はドルの現金のみ可。情報知っていたのでドーハで余ったお金はドルにしていた。前に並んでいた男性はユーロ払いしようとして断られ、クレカでドルを手に入れられる銀行の列に並び直していた。
2は少額紙幣が欲しくて“上限4000”とあったので3880と入力してみた。が、エラーとなったので4000にすると、100と50が各10枚程度混ざって出た。よかった。
3はT2到着ロビーはタクシーしかおらず、バスが見えない場所にある。出発ロビーに徒歩移動してさらにバス発着しそうな場所を探した。時間を思いの外ここでロスした。
4はMapsMeで確認しながら降りた。
5は乗ってからわかったが、空港内の駐車場付近を一周しながら手を上げる人を乗せていく。ただ、数字は読めないので外国人には厳しい。10E£/人+大荷物0.5/個
生き生きとした町
空港から下車したタフリール広場より少し手間の宿まで、ずっと町だった。ゴミゴミとしていて砂の色に染まった建物が並ぶ。路上には露店や品物が無秩序に並ぶ。
生きている。
ずっとドーハで違和感しかなかった。
無理矢理作られたスーク。マンション群もW杯を楽しむ外国人とスタッフのインド系とアフリカ系の人たちばかり。「1ヶ月もてばいい」という緑いっぱいの路肩の美しさ。
W杯は楽しかった。人は親切で暮らしやすかった。
ただ、観光したいとは思わなかった。本当の地元の人の生活が我々には手に届かない価格帯にしかいない気がした。
ここ、カイロは違う。
生活が見える。トルコよりイスラム圏の匂いがするが、外国人には寛容だ。カタールのようにターバンには出会わないけれど、歴史は感じる。
これから数週間、楽しみだ。
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