地中海南側とW杯の旅 17〜21日目
ベスト8に行くには?
モロッコ対スペイン戦を見ながら考えている。
強いって?まだ足りないって?
クロアチアが好きだ。
ロシア大会では感動をもらった。
チームとして心を打たれる戦いをする。昨日もだ。最後の所で足が出る。延長で大切なボールじゃないときにボールを追えたのもクロアチアの方だった。日本ではなく。
ただ、クロアチアも最後にしぶとく勝つチームになったのは最近だ。
それまでは、「何か」が足りなかったのだろう。
くじで開幕戦を引き当てたブラジルW杯、サポーターがお痛をしたユーロ2016。ずっと強くても足りないものがあり、今、手に入れたのだろう。
延長戦を繰り返した末ものにするのも、(今まで日本の強みだと思っていた)最後まで献身的に走りきる姿も、ちょっとドイツ戦とスペイン戦で感じたものとは違った。リスペクトされていた。強豪に。
日本はいつ手に入れられるのかな。それまで苦しむ事が必要なのだろう。辛い日々だ。
そして、モロッコ対スペインもPKとなった。
スペインは昨日の日本のデジャヴのようだった。それまで私はややモロッコ応援だったのに、スペインの選手に感情移入して辛くなってきた。喜び爆破中の会場(働いている人はアジア、アフリカ応援が多い)から足早に立ち去る。
この痛みが、いつか来る日に昇華されますように。
アルゼンチンコロニーの中での生活
宿は団地内で細切れで予約を取ったので、その度に部屋が移動になる。今はアルゼンチンサポーターのコロニーにいる。クロアチア戦前に焼肉とビールで送り出され、帰ったらGood game!と慰められた。
彼らは毎日空き地でBBQ。試合日は決起集会も空地で。団地を快適に変えていく団体の力はすごい。さすが、移民の国だ。
“予選リーグは突破して当然”、そんな国のサポーターは部屋も迷わず1ヶ月契約なんだろうな。
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