地中海西側うろうろ 70日目のつづき
感動が多いと書くことも増える。あしからず。お付き合い下さい。
前回、国境超えの様子まで書いたので、そのつづき。
イギリス領の先端にあるのはモスクだった
町並みも通りの名前も確かにイギリスで馴染みのある名前に変わった。
流石に道路は左側通行の大陸方式のまま。
変えたら事故多発するので当たり前か。町はほぼ崖と砦からなり、高いところからは貨物船や大型船が多く行き来する様子が見える。まるでボスポラス海峡のよう。
そして先端部に到着した。あるのは売店と展望エリアとモスク。
・・・ここに、モスク。イギリスの思惑?
まあいい。展望エリアに行ってみると、見える!アフリカが。
位置的にモロッコだろう。
下にモヤはかかっているものの、明らかに山が見えた。
ガソリン価格がおかしい
国境を越えてすぐにガソリンスタンドが3件もならんでいる。お客さんは並んではいないが多い。これは安いぞ?と思って帰りに寄ってみた。
ちなみに通貨はジブラルタル・ポンドという独自の通貨でレートは知らない。殆どの場所でユーロも使える。レートも分からず満タンにして50€札で支払らった。後で換算すると1.63€/L。スペインの平均表示は1.82〜1.90なので、やはり得だった。ラッキー。
街の風景がペルーやブラジルみたい
満足して14時すぎには国境に再び並んだ。今度は着陸に阻まれて30分強かかった。しかし、気持ちが充足しているので、全然気にならない。本当はここから60km先にある最南端の港にも行こうかと思っていたけれど、全く行く気にならなかった。満足した後は、ゆっくりしたい。スペイン側の町で食材を買ってキャンプ場にもどった。
南部に来てから思うのは、街の感じが南米を彷彿させるということだ。こっち(スペイン南部)が元祖なんだけど、強い太陽光、青い空と海、崩れた感じの小さな家が並ぶ街。
落書きとかじゃない。崩れた感じが似ているのかな。ローマに行ったときよりも、こっちの元祖の方が印象に残った。建物とか一部ではなく、気候まで含めたぼんやりとしたものにも元祖があるとは。
スペイン南部、1日500kmの強行軍になることがわかっていても来たかいがあった。面白い。楽しい。
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