座ってないで、とぶよ

カタールW杯と世界一周のつづきに出発!2022年夏から再開です。目指すのは「車窓から」ただただ移動するのを楽しむというスタイルの旅でーす!→2023年1月帰国して日本をゆっくり満喫しております。

ジブラルタル、久しぶりに観光で満足感を得た。来てよかったと思えた場所。

地中海西側うろうろ 70日目

ジブラルタルの岩は特別感がすごい

朝起きたら青空が広がっていた。

昨夕、ジブラルタルに入った。この天気なら昨日見たモヤでぼんやりとした岩はきれいに見られるかもしれない。なんなら、アフリカが見えちゃうかもしれない。午前のほうが天気が良さそうだったので、急いでジブラルタルの南端に向かうことにした。

キャンプ場を出た途端に、岩が存在感を表す。


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大当たりだ、このキャンプ場。

ビーチ沿いの岩を眺めながら近づいていく一本道を行く。

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イギリスとスペインの争いの痕跡、トーチカ

スペインの端の一番良い所にイギリス領がある。景色もいい、湾もいい。すごい争いだったんだろう。今までは海に向かって砦があった。ここでは、不自然な場所にトーチカがある。壁がある。飛行場がある。


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トーチカは近代の匂いのするコンクリート製だった。

そして、海に向かっていないトーチカ。生々しい。

それが公園で幼い男の子のジャングルジムになっている。

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これが戦争との距離だ。

 

滑走路の位置、おかしくない?

国境超え

国境の向こうはイギリスだ。歩き方を見ても、車での国境超えは書いていない。荷物検査は厳しい?お金取られる?急に右側通行になったりする?全くわからないが、車の列に加わる。


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今回初の入国管理のある国境だ。久しぶりでワクワクした。まあ、列は長いが進みも早く、30分後には国境は通過した。パスポートチェック以外なにもない。が、そこに大渋滞が待っていた。

前にあるのは、滑走路。

滑走路

ジブラルタルの半島が南北に細く伸びるとしたら、滑走路は垂直に、国境に隣接して東西に伸びている。東西の土地をめいいっぱい使って。だから、車は滑走路の中央を横断することになる。

徒歩の人がカメラをかまえているので、私も車から出て最前列に見に行った。数分待った後、滑走路をeasyjetが飛び立った。…そんなに近いわけではないかな。

離陸よりも滑走路を横断して別の国に入るのが新鮮だった。

これ、滑走路に傷が付きやすいだろうし、ゴミも多くなりそう。

メンテ大変そう。が、イギリス的には無くすわけにはいかない。

 

面白い。刺激的な場所だ。

ジブラルタルは今も生きている境界の街だった。

つづく

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