地中海西側うろうろ 34日目
トゥールーズの町を満喫したので、ここからはまた山道へ向かう。地中海側から大西洋側のボルドーまで抜けてからスペインに入ろうと考えている。
山道とはいえ、フランス。おフランス。
どこまでも中世を意識している家々が続く。小さな町でも石で立派な教会とそれを囲む広場、テラス席ありの喫茶店がある。スーパーやガソリンスタンドなどの風情のないものは郊外へとはじき出されている。まあ、それも車旅なら便利でいいが公共交通利用の観光客は行けない。
由緒正しい古い地域なんだろう。
並木道は大きいし、道は狭いし、周辺はひまわり？麦？の畑が広がる。丘を越えても丘を越えても似たような感じになる。
ドルードーニュ川にぶつかったところでキャンプサイトに入った。ここでまたのんびり2泊した。
天気が小雨予報が続く。もう仕方ない。宿にばっかり入っていられないので雨を覚悟でキャンプする。
Camping Vicq Bridge in Perigord 15.7€/泊。大人2人+車、電気なし
名前の通りキャンプ場からすぐ川に出られて、左には橋が見える。
ただこのキャンプ場、あまり利用者がいない。
原因は、すぐ隣りに行って分かった。無料駐車場がキャンピングカーだらけになっている。ほぼ隙間なくキャンピングカーだらけ。中央に電気をひいているプラグさせる場所があり、値段も書いてあったような...。
こんなのが隣りにあったら、そりゃあ有料キャンプ場は利用が減るだろう。ただ、問題は常にトイレとシャワー。トイレは川沿いに公共トイレが有り、そこを利用しているようだが、シャワーや食器を洗うのに無料エリアからこっそり入ってくる。だから巡回しているけれど、いたちごっこの模様。
私達はお金払ったし、ガラガラだからこそ自由にかまど周辺に放置された残った炭を使って初BBQできた。
炭火焼肉、うまーーー。
テントを張る位置も日当たりのいい場所を選択できた。
ただ、風が吹くと上から大きめのどんぐりが落ちてくる。車もテントも凹みそうなくらい。ちょっと移動させて解決。秋です。
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