街が変わると歌い手も変わる。
ビブラート、ためが長いの、音程狂うの、短いの...
おっちゃんがスナックで歌うのを聞く感じ。朝昼晩+α
のど自慢に近い...
2022.9.25追記 地中海東側うろうろ 26日目
エスキシェヒルからカイセリまでのバスはひどかった。350TL/人。
その上高いって…。(鉄道なら3分の1の値段。新幹線YHTより高い&遅い)そりゃあ、鉄道に人は流れるよ。
昼の便を予約するので、便が限られ、アンカラ経由しかなかった。ちょっと余分に時間がかかるけれど、移動を楽しむためには仕方がない。
しかし、エスキシェヒル〜アンカラだと3時間なのに、エスキシェヒル〜カイセリになると10時間くらい(18:00着)だから、おかしいとは思っていたんだけど…アンカラ〜カイセリの道が、行程が、びっくりの遅さだった。
多分、運転手の小遣い稼ぎが許されるエリアなんだろう。
高速道の途中で荷物やら人やらをひろう。道端で、ガソリンスタンドで。そして自分が食事できるお得意さんのスタンドでお客はガソリン給油待ち。その他、自分の息のかかったレストランのある停留所で止まる。その時間がマチマチで読めない。
途中の景色はずっと耕地。ひまわり、ひよこ豆、麦、なんでもやっている。でもここはアナトリア高原の乾燥地帯だ。水のタンク車がないと途端に砂煙の舞うステップになる。耕地として使えるようになったのは、ごく最近じゃないかな?
そんな事を考えていると、バスは1時間遅れでターミナルに到着した。
今回のこのバス旅、1日早く早朝初の国鉄を選ぶ決心をしていれば、鉄道に乗れた。翌日まで悩んだせいで売り切れたので、もう少し早く取るようにしよう。3日前はマストだな。
そして、タイトルのアザーンのこと。
エスキシェヒルの1日めに泊まった宿はVeraではなく、狭いドミ併設の宿だった。そこは、モスクの裏で夜早めに寝ると、起きるほどの大音量だった。朝も遠慮なし。だから、Veraに移動して音量は小さく、静かな中にリズムを刻むいい声になって安心したものだ。
そして、カイセリ。
また、だみ声になった。そして、長い。
同じことを言っているのじゃないのか?タメが長くて(うるさいので)会話を途中でやめていたら、次をいつにしたらいいのか分からなかくなる。そして忘れる。
ボソボソ言って、ブチッと切ってくれるおじさんがいい。
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