座ってないで、とぶよ

カタールW杯と世界一周のつづきに出発!2022年夏から再開です。目指すのは「車窓から」ただただ移動するのを楽しむというスタイルの旅でーす!→2023年1月帰国して日本をゆっくり満喫しております。

【発見!】フロおけの中でおけに水を入れて、逆にしておけの口1~3cmを水にそのままつけると、中の水が出てこなかった。

【発見!】フロおけの中でおけに水を入れて、逆にしておけの口1~3cmを水にそのままつけると、中の水が出てこなかった。

フロおけの水

かわいい度は4として・・・

これが、必ず絵を書いてもらう理由だな。

伝えたいことがある。伝える力はまだ未熟。そんな子たちの言いたいことを聞き逃さないようにするためには、絵の補足はとっても大切。特に、科学的な現象なんて、絵で表現したら一目瞭然だもん。

興味深いのは、この絵の中の矢印。多分、不思議に思って調べたことがあるんじゃないかな?そうすると、圧力の話が出てきたのでは??

誰もが一度はするのでは?同じことをして、フロおけに手を入れてみて、「空気じゃなくて、みずがある!」ってなるよね。そして、水面からフロおけが離れて水が出ていくまでは、けっこう重い。けれど、そのまま沈めると、水が出てこない上に重くなくなる。

これは、空気の圧力(気圧)と水の圧力(水圧)に関係がある。ものには、周りにあるものから「押す力(圧力)」を受ける。例えば、両手で段ボール箱を1つ持っていたとする。同じ段ボール箱をどんどん積み重ねると重く感じる。同じように、水も積み重なると重く感じる。

これが、下へ押す力。ただ、上に荷物を置くだけでなく、水のように全体がつつまれると、横からも押す力がはたらく。その力は、積み重なった分だけ強く働くけれど、上にある量が同じなら、横から押す力は右も左も同じになる。そして、ものの上部と下部を比べると、上の方が荷物の量は少ない分、下からの押す力が大きくなる。それが、浮こうとする力(浮力)になる。

さて、この絵の場合、押す力の種類が違うのは分かるだろうか?下を押すのは、。上を押すのは空気だ。地球には、重いものから順に積もっていると考えると、水の方が空気よりも重い。すっごく重い。そして、フロおけがないと考えると、水が水面より不自然に上にあることになる。つまり、水を持ち上げている事になる。すると、上部を空気が押す力(気圧)が小さすぎるため、下に落ちようとするフロおけの中の水の力をたくさん感じることになる。だから重い。

また…自分の中では不自然にはしょった部分があるので、そこが気になったとしたら、調べてね。

ちなみに、昔、この仕組みを利用して気圧計は作られた。中に入れたのは水銀。水よりもずっと重い。入れ物はとーーーーっても長いストローみたいな試験管みたいな入れ物。どんなことが起こるか、想像してみてね。

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