空前の円安なので日本で中国元払いしてみた(銀れいデビット、Alipay,wechat)
海外で働いていると、給料は現地通貨だ。中国元(現地では人民元という)は外貨に換えるときや送金のときに多くの手数料を取られ、レートが悪い。そこで、円安の今、世界旅行の際には、出来る限り銀れい払いや支払宝Alipay払いして、中国元を使うようにしたいと思っている。その練習。
1.レートを知る。
4月初旬 アプリ「通貨換算プラス」100円=5.069元
支払宝Alipayの基準 100円=5.12元
銀行の基準 100円=売4.982元買5.093元
2.買い物を銀れいデビットカード払い
※外国人は中国で銀行口座開設時にデビットカードは手に入れられるが、クレジットカードは数年働いても手に入れられない。
4月初旬 買い物 金額 5,330円
その日の夜の銀行口座 -273.38元
ということは、支払宝Alipay払いよりもレートは0.484元悪い。
売買の中間値の「通貨換算プラス」で見ると3.2元悪い。が、これは仕方ない。
境外なんちゃらっていう手数料が18%とられる?とか思っていたので、アプリのレートと比べても、1.2%の手数料くらいなら、海外旅行はコレでいいんじゃないか?まあ、使えるところがたくさんあれば、だけど。
3.買い物を支払宝Alipay払い
挫折の日々
コンビニ、ネットカフェ、パン屋さんなどで支払宝の電子マネーが使えるとあったので、試してみようと思ったけれど…できなかった。
- 4月中旬 ネットカフェ 金額 1,160円
スマホでQR&バーコード出して、読み取ってもらう方法。何度バーコードをスキャンしても「ピッ」というけれど、支払できず。結局現金で払った。
- 4月中旬 パン屋さん 金額 545円
店側にQRコード(Paypayと支払宝の共同のん)があり、それを携帯で読み取って支払う方法。読み取り、金額を入力し、パスワードを入れるところまではできる。が、その後、「支払い失敗」と出る。結局現金で払った。
- 5月 ガスト 金額 625円
wechat払いOKとあったので、wechatのQRコードを出して読み取ってもらう方法を試した。一度読み取った後、たぶん「いる場所がだめなので確認を」みたいな表示が出て、その後はQRコードも出ず。結局日本のクレカで払った。
確認作業・・・
自分のスマホは日本に来て替えたため、支払宝のアプリも入れ直した。また、中国で日本でSNS認証用の電話番号に変えた時に、個人認証に失敗して以来、パスポートなどの情報と紐づいてはいない。それが原因かと思い、私と前後して帰国した人に聞いたところ、同じように使えなかったとの返事だったので、「中国人が外国で支払宝は使えるが、日本人(外国人)が中国国外(日本含む)で支払宝は使えない」という噂は本当だと分かった。外国人、不便だねー…
4.まとめと今後の動き
外国旅行で使えるのは、銀行カードに付帯した銀れいデビットカードだけだとわかった。それについては、レートは悪くないので、使えるところでは使っていこうと思う。ただし、銀れいカードなので、欧州の使えるお店は限られる。例えば、Paypalで、銀れいデビットを打ち込むと、「銀れい」と表示されるものの、支払時にエラーが出た。ダメか...
仕方ない、欧州旅行時にキャッシングしたり、支払いは銀れいデビットでやってみよう。
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