3Dメガネってどんなしくみ?
(補足)家族でUSJに行ったときに、ターミネーター2、3Dというものがあったので入ってみたら黒っぽいレンズみたいなのが入ったメガネをわたされて、それで見ると画面が飛び出すというものだった。
昔、似たようなものがあったけど、その時のメガネは片方が青でもう片方が赤だった。昔のは何となく飛び出す理由がわかったけれど、今回のはわからなかった。
なつかしいな~。かわいい度は3かな。
今、そんなアトラクションはあるのかな?
この子が知っている赤と青の飛び出すメガネを見たことがある子は今はどれくらいいるんだろう…。その仕組みは何となくわかる、というのがいいね。きっと、赤と青で重なるように書かれた絵を見て、青色のセロハンでは赤い線だけが、赤色のセロハンでは青い線だけが黒っぽく見えることを確認したんだろう。
なぜ、右と左でわずかに違う絵をみると、立体的に見えるのか?
それは脳が判断している。人間含め、前向きに目のついている動物は、右と左の眼で見た情報のずれを「距離感」として生まれた時から経験を脳にインプットしている。だから、突然、片目になると距離感がつかめなくなる。
さて、3Dの会場でわたされるメガネについて。これを、偏光メガネといい、黒く見えるが、平行な細かい線がつまって黒く見えている。光というのは波でできていて、例えばタテの波と横の波があるとしよう。棒をたくさん立ててすき間がちょっとしかなかった場合、柵のすき間をタテの波は通れるけれど、横の波は通れない。それと同じ。
メガネの右側と左側でこの細かい線の方向や幅が違う。これにより、画像が目に入るまでにメガネで屈折し、目に入ってくる光と入ってこない光に分かれる。あとは、赤と青のセロハンと同じ仕組み。映像自体が右目用と左目用の2つのカメラで撮影されていて、両目の情報を合わせると少しずつ違うことから立体的にみることができる。
赤と青のメガネの時は、視野全体が赤と青のまだらというか、ちょっと変な感じになったかれど、この偏光板を使ったものであれば、視野全体の色が変わらないので、安定して物を見られるという優れもの。まあ、そのかわり、自分で絵をかいて、浮き出るかどうか見て遊ぶことはもうできないなぁ。便利な世の中、遠くなるもののしくみ…
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