冬だからなぁ。寒くない場所で、楽しめる場所…
で、この旅の終盤のお楽しみとして、恐竜アゲインのために諸城にも行ったけれど、こちらはハズレた。
2年前に改装中になっていた恐竜の化石の壁、足跡化石の施設は改装中のままだった。なんなら、警備受付の人すらいなくなっていた。中国ではよくある作りかけ放置の状態だ。
あ、つくりかけ放置と壊しかけ放置はよくあること。
これは、今回泊まった鉄道駅徒歩1分のところにある臨沂の宿から見た風景。朝、さわやかな目覚めとともにカーテンを開けて窓の外を見ると、見渡す限りの廃ビル。びっくり。旦那曰く「北斗の拳」
話を諸城にもどします。
放置するなら入れてくれたらいいのに、と思いながら隙間から写真を撮って終了。
次は、前回感動した大量の化石が堆積した場所をそのまま博物館にしたところへ向かう。
なんと、こちらも2か月前から休館だとさ。
諸城に来るために、1日帰りを遅くしたし海岸の少し興味がある街に行くのはやめたのに…。
2019年に行った時の感動記事はこちら・・・
中国の施設は突然休館してお知らせは看板のみのことがよくあるので、事前電話確認のできない私には予定通りに日程をこなすことはとても難しい。
コロナ前でも「市内で大きな会議で来賓がいっぱい来るので」と学校や公共施設などが数日休みになることもあった。作りかけ放置も、休館も異国の文化だと楽しむとしよう。
諸城と青州という小さな町は、今回、ことごとく「中国大陸のお客様のみ=外国人お断り」の宿になっていた。
コロナで宿泊客のチェックが厳しくなったので闇許可していた大衆宿は今は泊まれない。それなりのお値段でも、到着してパスポート出したら断わられることもある。私も車がなければ旅に出られていないだろう。改めて、どこにも動けなかった2年目の夏に免許を取ってよかったと思う。
いいこともある。
車旅に慣れてきた。いつも、ガソリンを入れるときに「Full」と言っても「マングワン(満缶)」と言っても通じないし、絶対に「ジャーヨウ(加油)」じゃないし、で、身振りと指差しで乗り切っていたけれど、今回の旅で「ジャーマン(加満)」だとわかった。これで、レンタカーの返却時にも困らない。少しずつ、知識が増えることはうれしいことです。
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