なぜセミは人間に尿をめい中させることができるのか?
(補足)上を向いてとまっているセミは、なぜ人間に尿をめい中させることができるのかと思った。この日、私は二回ぐらいかけられた。
かわいいね、不運だね。かわいい度は4です。
どこまでも自分目線なのがよい。鳴いているから、「あそこにいるな」と姿を確認し、そっと通り過ぎようとしたところで飛び立つ姿を確認するか「ミッ」となきやんで羽音を確認したのかの後、何か冷たい液体が降ってくる、という順番ですね。鳥のフンにも縁がある人かもしれないね。不運な…
姿を確認してわざとしているわけではない。スカンクのおならとは違う。
セミも鳥も飛ぶ生き物は、飛ぶために体を軽くすることに特化した体の仕組みをもっている。もちろん、飛ぶための筋肉も持っているけれども、それ以外は同情したくなるくらい、軽くするための工夫。
人間でいうところの骨粗鬆症くらいのスカスカの骨、運動したら水分がほしくなるのに、水分をため込めない体…。その、水分をため込めない体のしくみの一部が、尿をひんぱんに出すことにある。例えば、セミは樹液を飲むけれど、それをため込むと体が重くなるから、すぐに濃縮して必要のない水は飛ぶときには排出する。
あ、これに出会ったんだねー。
食後すぐに出したくなるのは健康な証拠ですよ。他にも、熱帯のチョウは体の温度を冷ますために水たまりの水を飲む。飲んだその場で出しているよ。初めて見たときビックリしたもんね。
熱帯の生き物は、体温を冷ます工夫がいっぱい。
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